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居ごこちのよい旅

居ごこちのよい旅

居ごこちのよい旅

作家
松浦弥太郎
若木信吾
出版社
筑摩書房
発売日
2011-03-09
ISBN
9784480878335
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居ごこちのよい旅 / 感想・レビュー

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ジュースの素

松浦氏が今まで過ごした旅先の様子。 特に思ったのは海外ではカフェの力が大きいこと。もちろん日本にもカフェは多いが意味合いが少し違う。知らない者同士が気軽に会話したり親しくなるケースが日本では大変少ない。未知の人との間には割に高い壁がある。例えばエレベーターで乗り合わせても敢えて知らん顔をする日本人と、にっこり挨拶して和む外国人、その差を前から感じていた。この本では特に台湾篇がとても良かった。

2018/08/14

ミス レイン

ガイド本ではないので、よく記されているのはカフェ、本屋、アンティーク店。これらの店舗って本当にどこに行ってもあるものなのだな。そしてカフェで食べているのはコーヒーとサンドイッチ。そういう変わらないところにあれこれ違いはあれど人類という同じ生物であることを思う。同じように日本国内を新幹線で長距離移動すると平地→都市→似たものに囲まれた駅→平地→山のくりかえしの風景に国境を超えない同じ国内にいることを意識する。

2014/08/20

735

旅に出る前に、旅ノートを毎回作ってる。どこの建築物を見に行くか、どの本屋に立ち寄るか、あの宿よりこっちのが素敵そうだ、旅立つまでに冷蔵庫を空っぽにすること!準備段階からやたらメモる。大概が観光地から外れた場所なので、必要そうな時刻表や地図もベタベタ貼る。で、旅に出たらその一冊で知らない街を彷徨うのが好きだ。この本は、友達の旅ノートを見せてもらってる気分で、ワクワク楽しい。

2014/07/24

Koichi Tamura

ドアを一歩出れば旅である。 本屋とCafe 地図は自分で歩いて作る。 若かき日に旅をせねば、老いての日に何を語る。

2015/05/19

ミス レイン

観光名所やガイドブックおススメの場所を駆け抜けるのとはかけ離れた個人仕様の旅の在り様。なので面白い部分もあれば、どうでもよく感じるところもある。カフェの片隅で、その土地の人々の生活を垣間見る、それは素敵な旅の形で憧れるけれど、妙な疎外感ばかり感じていたたまれなくなってしまう自分にはなかなか難しいことだ。時間を気にしないでいられる旅をしてみたいな。

2013/09/14

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