中くらいの幸せはお金で買える (単行本)
中くらいの幸せはお金で買える (単行本) / 感想・レビュー
おさむ
題名を言葉通りに読むと、藤原さんが拝金主義なのかと誤解しますが、彼が説くのは幸せになる為に、他者との絆=人間関係を作るためにお金をしっかり使おう、ということ。モノや利殖、寄付ではなく、ひたすら人との絆を結ぶ「物語」にお金を賢く使い、自分を「レアな存在」にする。無闇にモノを買うのは、成長社会型の金の使い方。成熟社会はもうみんな一緒ではなく一人一人の幸福を追求する社会。モノ消費からコト消費と言われて久しいですが、その実践策を色々と紹介してくれる本でした。
2018/09/08
ひろ☆
充実感のあるお金の使い方として、いいモノ、サプライズ、無名、物語、体験、時間、アバター、貢献など。最近、体験はしきりに言われているけど、他のお金の使い方も参考になった。こういう考え方は好き。
2015/08/04
まゆまゆ
自分が幸せと感じる割合が世界的に低い日本人。実はお金の使い方をよくわかっていないからではないか。物に対してしか価値を認めないのではなく、コミュニティの維持、つまり自分の居場所のためにお金を使おう。そのためには1万円から100万円までのお金の使い方を知るべき。物語として語れるモノにお金を使うというのは共感できる。
2015/10/05
きむロワイヤル
そういえば、昔リクルート出身で中学校の校長先生になった人の話を聞いたことがあったが、その人の本と気づかずに読んだ。お金は物に掛けるのではなく、経験にかけるという意見は納得。必要以上のお金があっても、別に幸せが増える訳じゃないというのも納得。どんなお金の使い方をするかで幸せが決まる。このような意見に納得できるということは、日本社会も成熟に向かっているということなのかもしれない。
2015/09/28
ゆき
自分をレアカードとしてとらえてみる。お金の使い方をつながり、コミュニティに対して使うことを意識する。 わざと、中くらいという表現にしたと思うが、自分にとっての中くらいってどの程度なのかを考えさせられます。
2016/03/06
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