オートバイ少女
オートバイ少女 / 感想・レビュー
阿部義彦
2000年刊。筑摩書房。地元の古本屋『あらえみし』にて購入。そこに、西荻窪の『盛林堂』が友情出店していたので、裏見返しには『盛林堂』のシールが貼られてます。しっかりとビニールのカバーまで付けられてます。鈴木翁二さんは『オートバイ少女』と『マッチ一本の話』の二篇しか読んだ事は無いので、こうしてまとまって読めて嬉しいです。筑摩書房さん有難う。改めての読んでみると決して親切な筋運びでは無く、筋は有ってない様なものですね。イメージの奔流のままに、自動書記の様に描かされているとでも言うのかな。巻末エッセイも良か。
2023/07/14
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
1972-1973、生まれる前のガロ作品。所々に宮沢賢治的な詩情溢れる雰囲気にゆらりとする。ビートルズのジャケットに影響されたようなシーン。中学の頃にビートルズを聴いていたら、父に怒られたな。という事は、こういうガロ系作品に触れずに生きてきてるだろうなと思いつつ、読了。表題作は、今この時期に読めたのは不思議なご縁。ふふ、納得の筑摩書房。
2014/04/09
とも
古い版の方が表紙が素敵なので、古本を購入しました。
2020/12/24
wknwkn
この雰囲気すき。久しぶりにガロ系読んだなーと、しみじみ。
2017/09/03
pon
難解さは佐々木マキに似ている気がする(ガロの雰囲気なのか時代の気分なのか知らない)が『うみべのまち』よりは読みやすかった。作者はガロ三羽烏の1人とのこと。林静一『赤色エレジー』は昔読んだ。もう1人もいつかいってみたいと思う。昨日もそう思った。
2014/02/02
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