非人間化の時代
非人間化の時代 / 感想・レビュー
浅黄幻影
「非人間化」を問うとき、まず「人間らしさとは」を考えなければならないように思うかもしれない。けれど、人間らしさという完成形は未だ人類は至っていない。だからこの本は、あくまで「育ててきた人間らしさを破壊して良くない方向に向かっている」という現代への指摘・批判の書だと思う。1986年に日本に入ってきたもので、主に過去から1970年代までの文化について書かれている。「近頃の若者は」的に見えてしまう部分もあるかもしれないが、私たちが昨日今日を批判する姿は、遠い未来からはそう見えるかもしれない。
2016/01/15
浅黄幻影
私の大事な参考書。再*n読(nはn>4を満たす自然数)
2020/07/13
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