新聞小説の魅力 (東海大学文学部叢書)
新聞小説の魅力 (東海大学文学部叢書) / 感想・レビュー
rbyawa
j095、黒岩涙香や尾崎紅葉、特にバーサ・クレイそれぞれの人物の情報としては全く疑ってはいないものの他の同時代の情報がどうも全体的に酷い…としか。最初はなんのことかわからなくなったものの「当時最高の文芸は小説」という前提に基づいて他の事情が配置され直してるんですねこれ…(大新聞に載ってるのは漢詩の時代、この本の取り扱いの明治20年代だとあと10年くらいそんな感じ)。結果、個別の話は大変面白いものの差し挟まられるトリビアに怯える嵌めになる特別な読書体験になりました…、探偵小説退治の解釈って定まらないよなぁ。
2019/08/24
shu
事実上の涙香エンタメ小本(+新聞小説の概要小記事)。さくさく読める。
2017/12/13
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