般若経典 (現代語訳大乗仏典) (現代語訳大乗仏典 1)
般若経典 (現代語訳大乗仏典) (現代語訳大乗仏典 1) / 感想・レビュー
かに
空を説いた般若経典の「般若心経」「金剛般若経」「八千頌般若経」が集録、解説されている。空の教え。何事にもとらわれない、執着しないということの大切さが説かれている。そのための教えや法「とらわれない」「執着しない」ということもそれにとらわれていることになってしまう。非常に難しく、執着しないことがいかに大切かはすごくわかるが、その教えにも執着してはいけないという部分は難解。最初は理解するために教えを意識して取り組むが、それが自然に身に付けば理解しようとしなくても自然とそういう行動を取れるようになることかな。
2023/10/16
rigmarole
印象度B。断続的に読み進め、読了まで一年近く。本文では経典成立の経緯や時代背景、経典の内容について、実に平易に解説しています。しかし後半の「探求」は注釈が多く、各語訳の相違、解釈などテクニカルなものも相当量を含むので、読んでいて息切れが。経典の内容も、否定と、否定の否定がひたすら繰り返され、さすがに食傷というか、同じパターンに脳味噌が鈍感になってしまったという感じ。有無・是非を議論すること自体が有を想定しているのだから、それも超えて、何にもとらわれるな、これが般若経典の要諦というのは伝わりましたが。
2014/11/09
kinakobooster
正直に言おう。全然わからない。禅問答ってこんなかんじかあ、というのがよくわかった。全ての衆生は空なのだから、いくら衆生を救ったとしても、それは誰も救っていないということになる、みたいなことが延々と続いている。空の思想を理解するにはまだまだ徳が足りないようだ。
2012/07/21
wisewise
空の論理、般若心経、金剛般若経
2012/07/12
ミスタ!
まだまだ仏教初心者なので、もっとざっくりした知識を習得したい
2010/06/17
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