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レイチェル: レイチェル・カーソン沈黙の春の生涯

レイチェル: レイチェル・カーソン沈黙の春の生涯

レイチェル: レイチェル・カーソン沈黙の春の生涯

作家
リンダ リア
Linda Lear
上遠恵子
出版社
東京書籍
発売日
2002-08-01
ISBN
9784487796335
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レイチェル: レイチェル・カーソン沈黙の春の生涯 / 感想・レビュー

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やいっち

レイチェル・カーソンは、感性豊かな人で、早くから物語に親しみ、自然に親しみ、しかも、自然を観察するという形で自然への愛情を示す人だった。文才は早くから周囲に認められ、いずれは文学の道にと期待されていた…本人もそのつもりだった。が、次第に生き物に接すること、観察し分析し資料を集め読み込み、持ち前の感性と表現力で論文に仕立てる方が性分に合っていることに気づく。文学表現より、生物学者としての科学的観察や分析の道を我が道として選んだのである。

2005/05/23

やいっち

今回は日に20頁から50頁ずつ、レイチェル・カーソンの困難な人生に寄り添うようにゆっくりじっくり読んできた。感想めいたこともしばしば呟いてきた。科学者の目と文学者の心を持つ稀有な存在。彼女の主著は、ストウ夫人の手になる『アンクル・トムの小屋』と共にアメリカにおける時代を画する著作と当時(も今もだが)評価された。

2021/02/19

モート

「沈黙の春」の時は、徒手空拳で文章力だけを武器に、当時は絶対だった科学という宗教に向けて立ち向かっていたのか。P628)。かなり腹の据わった勇気をもった「勝負師」だったということがわかる。その前には、「われらをめぐる海」で大ベストセラー作家になって地位を確立していた。ダーウィンも地位を確立したかあとに戦略的に「種の起源」を発表した。。。ほかでは経済のやりくりが印象に残る。

2020/11/30

Hiro

だいぶ昔に読んだ。 リンダリアによるレイチェルカーソンの生涯 土がいかに汚れているか警告する数字の羅列の「沈黙の春」より、レイチェルカーソンの生涯の方がよっぽど興味深く自然に触れ合える。 あの「センスオブワンダー」が生まれた、甥を育てた海辺のことや女友達でもありパートナーでもあった人物のことなど。1人の女性の生涯が本当に自然や研究に捧げた生涯だったことが分かる。そこから土壌汚染への警告に耳を傾けるとより入ると思う。 (因みに沈黙の春は課題図書だったなぁ) 甥への取材もあった気がする。

2024/01/10

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