KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

奇蹟: 風聞・天草四郎

奇蹟: 風聞・天草四郎

奇蹟: 風聞・天草四郎

作家
立松和平
出版社
東京書籍
発売日
2005-04-01
ISBN
9784487798698
amazonで購入する

奇蹟: 風聞・天草四郎 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

BIN

島原の乱を描いた作品。島原と天草の圧政に苦しんだ百姓たちを旧小西行長の家臣である益田好次が煽って息子である四郎を首謀者として決起し、勢いに乗って城を制圧するも最終的には3万7千人でもって原城で100日以上籠城し玉砕する話。天草四郎はキリスト教を説くだけの御輿に過ぎないのでちょっと物足りない。方言は正直読みにくいだけだし、状況の解説役にノミとシラミを登場させるのがわけわからない。おかげで前半は苦痛だった。

2016/06/05

シュラフ

島原の乱がテーマ。領主の過酷な年貢徴収に絶望した農民たちがたちあがり、戦い、そして壊滅されるまでを描く。天草四郎を首謀者とした宗教戦争であるという単純な話でなく、百姓一揆、浪人一揆の性格も帯びている。  

2012/12/02

感想・レビューをもっと見る