MOROCCO ON THE ROAD 終わりなき旅路 モロッコ編
MOROCCO ON THE ROAD 終わりなき旅路 モロッコ編 / 感想・レビュー
ヴェネツィア
著者のロバート・ハリス(こんなペンネームだが日本人)、彼のお友達のツカサ、カメラマンのHABU(彼も日本人)の3人のレンタカーを疾駆したモロッコ紀行。カサブランカからマラケシュ、サハラ、フェズ、ムーレイ・イドリスを巡る。イスラム圏、サハラ砂漠といった地域は日本的な湿潤の風土からは対極にあるように思う。旅心を誘われるという点では、これ以上ないくらいのところだ。ぜひ行ってみたいと思う。本書はそうした地を踏破するのだが、残念ながらこの地を伝えるには文体が軽すぎる。写真もまた私には迫力を欠くものに思えるのだ。
2017/07/15
ジュースの素
再読。旅人目線でいい感じの紀行文。現地を旅した経験があるか無しかで相当に感想が違うはずだ。男3人の気軽なドライブ。日本人にとって最も異国感漂う国だ。私も10年も前だが彼らと同じルートを歩いているので全てが目に浮かぶし彼らと同じ感動が再び出来る。旅の最後に、やはりサハラが最高だったと言っているが同感だ。砂漠は誘う何かがあって憧れる。サハラで取って来た赤い砂は今も手元にある。他の幾つかの砂漠の砂と一緒に。もう一度カスバ街道を旅してみたいなぁと思わず遠い目になった。
2016/05/30
サードアイ
通勤電車の中で読んだせいか、気持ちが落ち込んでしまった。昔行ったモロッコの空や乾いた風を思い出し、電車を降りようとしてしまった。「ドロップアウトしちゃいなよ…」そんな声が聴こえて来そうなほど、本書からは旅を楽しんでいるのが伝わってくる。単純に羨ましい。
2014/02/28
景
ロバートさんの旅のことは今までラジオやポッドキャストで聴いたことはあったんだけど、こうして文章で読んでいくのは初めてだ。あいにくとこれしか図書館にはないんだけれども。読んでいくと自分までこのおじさんたち三人と一緒に旅している気分になれる。色々問題も抱えてるけれど、なんだか行ってみたいな、モロッコって。時々クスっともさせてくれた。
2010/05/13
DEE
再来月モロッコに行くので、予備知識的に読んでいるうちの一冊。 男三人のモロッコ旅行記だけど、そのままを楽しんでる雰囲気がしてよかった。 そして何より、自分もこんな感じの旅にしようと気持ちが昂ぶってきた。
2014/01/26
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