イームズ・ハウス/チャールズ&レイ・イームズ (ヘヴンリーハウス-20世紀名作住宅をめぐる旅 2)
イームズ・ハウス/チャールズ&レイ・イームズ (ヘヴンリーハウス-20世紀名作住宅をめぐる旅 2) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
この巻で取り上げられるのは、イームズ・ハウスである。映像作家でもあったイームズ夫妻が、自分たちの住居として建てたもので、ロスアンジェルスの西の端のパシフィック・パリセーズという高級住宅街にある。系統からいえば、ピエール・コーニング等のケーススタディハウスに属し、この建物はその#8である。住宅街とはいうものの、周囲は結構鬱蒼とした森に囲まれており、カリフォルニアらしい樹木層の中にある。建物そのものの外観は、素っ気ないくらいにシンプルな方形である。2階建てであることを除けば、典型的なケーススタディハウス⇒
2024/09/05
MR直毛
既製品の組合せからできあがった初めての建築であり、磯崎曰く20世紀のもっとも重要建築。 簡単な形態分析がおこなわれていたが、正面性についてがいまいち理解できていない。 ハイテクと建築が初めて結びついた西海岸における建築の展開の仕方が概観できた。西海岸の建築は割り切ったような疑似的にさえみえる建築が多いことが、その土地性にピッタリであることが面白い。
2016/08/05
toshiki
今見るとすごく斬新な住宅に見えるし、商業施設としても使えると思う。アメリカ西海岸の実験住宅の詳しい内容や、当時の有名建築家の住宅建築に関する考え方などとても参考になった。久々に建築旅行がしたくなる一冊です。
2017/03/31
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