生きててもいいかしら?: 生と死をめぐる対話
生きててもいいかしら?: 生と死をめぐる対話 / 感想・レビュー
ちゃんみー
最終的に何をどう捉えたらよいのかわかりませんが、人生悩まず生きていけばいいんです!悩んでもしょうがないことは悩まない。愚痴をいってもしょうがないことは愚痴らない。あたりまえにありのままに生きていく。簡単なようで難しい。肩肘張らずあまり哲学的でもなかったので読みやすかったです。あー成る程と思った事をひとつ。・・・信じるのはどこかに疑うということがあるからです。本当に自明なら信じようともしません。ごく当たり前のままです。
2014/07/27
ゆー
素敵な御本でした。道元禅師の顔横鼻直という考えは目から鱗が落ちるようです。ランディさんがロシアで見た車窓風景のエピソードには共感を覚えると同時にいいようのない哀愁を覚えました。私は同じ風景を見たことがありません。けれど、走る列車の窓を見てた時の彼女の感情を、おそらく鮮烈に知っています。それがなんだか嬉しい。 梅雨で心が塞ぎがちな今の時期に読めて良かったと思える本でした。
2018/06/10
波多野七月
「なんで生きているかといえば、死ぬのが嫌だからです。死にたくないからですよ。〈生き物〉というのは〈死にたくない物〉のことです」これほどまでに、シンプルで力強い言葉はないと思います。気取りがなく、ざっくばらんで話も面白い。こんなお坊さんがいる事を、初めて知りました。生きるということ、死について考えさせられる。作家・田口ランディと、曹洞宗の住職・板橋興宗との〈生と死〉を巡る対談集。
2015/05/09
仮ッ子
肉親の死には、本当に色々考えさせられる。今でも、まだ考える。でも、死んだ人はもう何も感じてないのだ、生きてる側の心残りがあるだけだ、というのは残酷なようだけど、救われる部分もある。でもやっぱり、この先一生、考えつづけてしまうんだろうと思う。
2012/04/23
ぷかり
ランディさん尖ってたな。
2019/05/03
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