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最新 日本言論知図

最新 日本言論知図

最新 日本言論知図

作家
萱野稔人
出版社
東京書籍
発売日
2011-08-05
ISBN
9784487804801
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最新 日本言論知図 / 感想・レビュー

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昭和っ子

「平時においては効率的なシステム」を築き上げる事で発展してきた日本のシステムの危うさが露呈しいる現在、「強靭な社会の実現」には論理の力が欠かせない。けれど日本で言論と言えば、結局声の大きい人勝ちみたいな所がやっぱりまだある。日本において有事にも有効な論理を築く為に、ミクロ単位くらいちょっとでも役立つかと思い、誠に庶民以外の何物でもない私も、こんな本を読むようになりました。対談が良かった。経済から世界秩序を考える事で、ニュースでも言われていた「武器輸出三原則の見直し」について別の視点が得られました。

2013/10/12

takizawa

政治・経済といった普遍的なテーマを扱う前半とは異なり,後半から独自色が出てきて楽しめる。インディーズ系論壇誌という括りは初めて知りました(思想地図,PLANETS,シノドス,RATIO,POSSE,5Mあたり)。四人のゲストを呼んでの対談が目玉。上野×萱野は安定感がある。飯田×萱野はテーマが軍事・防衛・地政学を経済学の観点から論じるというもの。新鮮というか芸が広いなというか。武器輸出三原則周りの人達に読んでほしい。

2011/09/26

MG

藤井聡京大教授との対談より。震災後の新たなキーフレーズ。レジリエンスとリダンダント。レジリエンスとは、非常に大きな力が加えれた時に跳ね返す弾力的な強さ=弾力性。リダンダントとは、強さを獲得するために分散する=余剰性。震災後の社会システムを考える上で重要になるであろう概念です。

2011/12/23

考える犬。

大学生や社会人だけでなく、小論文対策として高校生にもオススメ!一つ一つの論点にわかりやすく図式化して、対立軸を示しているのが◯。生きているうちに、自分もこういうのを編集できる知を身につけたいです( ´ ▽ ` )ノ

2011/08/14

keepfine

トピックごとに味噌も糞も一緒くたにマッピング。メディア露出の高さを重視した人選か、アカデミズムよりジャーナリスティズムの色彩強い。紙幅足りず論点整理は不十分。知らない分野について読む分には役立つ。新たな論客や新たなイシューは次々に出て来るので、願わくば5年スパンで改訂版が望まれる。

2018/08/17

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