KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

「気だてのいいひと」宣言!

「気だてのいいひと」宣言!

「気だてのいいひと」宣言!

作家
香山リカ
出版社
東京書籍
発売日
2010-12-17
ISBN
9784487804870
amazonで購入する

「気だてのいいひと」宣言! / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

和草(にこぐさ)

優柔不断が悪いのではなく、優しいから選べない。決められない。「優柔不断」は悪いイメージだったけど優しいから優柔不断なんだと思いました。ガツガツではなくフンワリして日々を送りたいと思いました。

2013/11/17

ガラスのバラ

「気だてのいいひと」という言葉を耳にすることさえないし、それにあてはまりそうな人も周りにいない気がする。気だてがいいっていうのは、昔なら褒め言葉なのだろうけど、ハッキリ物言えない人では今の時代には生きていけない。しかし、香山さんはあえて、この時代だからこそ、気だてのいいひとの存在が社会にとっては大事なのだと。損得のルールから解放され、自己主張をぶつけるよりひとこと少なめくらいの人が、ひとを救い、社会を穏やかなものにする力を持つ。

2019/06/28

文鳥

優柔不断で、優先順位をつけるのが苦手で、自信がなくて、、、気だてのいい人と言えるかはともかくとして、自己肯定してもらった安心感がある。マネージメントやらコーチングやらの自己啓発やビジネス書があふれる一方で、うつ休職が増加する社会。社会を批判していてもはじまらないけど、多様な個性が尊重されるよう身の回りから一つずつ。

2014/04/27

しおこ

精神科医の方が書かれているので論文ちっくで少し読みづらかった。精神科にはお世話になったことなく雰囲気やどういう方が来るのかなど知らなかったけど、お先にどうぞと心優しい方こそ心の病になってしまうというのはなるほどと思った。お先にどうぞばかりではなく時たまイエスノーははっきり言えるような人間でありたい。

2022/03/10

近年の非常識な大人は、エイジレス傾向による大人の子供化であるという内容に妙に納得した。

2011/04/15

感想・レビューをもっと見る