幸福の胸のウチ
幸福の胸のウチ / 感想・レビュー
美登利
香山さんの講演会を5年ほど前に聴いたことがあります。あれから、震災、日本の不景気は止まらず。香山さんも朝の番組のコメンテーターをされるようにもなり、少しずつトゲトゲしさが無くなったように思います。自分のプライベートなこともかなりこの本には書き込んであります。精神科医といっても、普通の人間なんだよ!と言うのもよく理解出来ます。オッチョコチョイも垣間見えて、前よりも穏やかな雰囲気に感じました。お父様を亡くされたそうだし、50歳も越えられたらとか。そして人間幾つになっても親には誉めて貰いたいものなのですね。
2014/02/25
ヒデミン@もも
この本読んだことあるかな? 出版して1年満たないのに❢ もうボケて忘れたのか!? と心配したけれど 「幸せ」と「こころ「」をテーマに今で書かれたものを集めたんだとか。生きてきた環境はまったく違うけど年齢が近いせいか著者の気持ちの変化に共感できる部分が多い。そうね今は人って生かされてるんだってことに感謝して生きていきたい。香山さんも「幸せになるのはそうむずかしいことではないよ。今、生きていてそれで十分幸せじゃない。そのうち死んだとしたって、生きていたんだから幸せじゃない。」って言ってる。
2014/08/30
壱萬参仟縁
新聞コラムなどをまとめた一冊。自己愛過剰人間が、いかにコミュニティや社会をむしばんでいるか(22頁)。格差社会である以上、自分を大きく見せないと余計に社会に潰される危機意識があるためだろうか? 自分がうれしい、楽しいときこそ、そうでない人たちにも心配りができるか、その人の真価が問われる。被災者の深い悲しみにも心寄せたい(56頁)。小説家佐藤亜有子さんが43歳で亡くなった。アルコールと睡眠薬併用で急性薬物中毒(94頁)。
2015/02/06
paseri
香山リカさんのお話が好きで読みました。「今ある幸せ」を実感しながら日々を生きていくことが、とてもとても大事な事であると気付かされました。香山さんの“幸せでごめんなさい”というフレーズが印象に残っています。毎日を生きやすくするためのヒントが沢山詰められた本です。
2015/05/28
みなず
流し読み。「熱心にやることは誰にでもできる。大事なのはセーブすることなんだ」に、納得。
2014/02/19
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