お風呂と脳のいい話
お風呂と脳のいい話 / 感想・レビュー
美登利
装画がヤマザキマリさんです!実際は脳の話はそれほど出てきません。温泉エッセイストの山崎さんと茂木先生が温泉談議をしているというような、ゆるめの対談集です。羞恥心ってのは、誰でもあるのでよほど打ち解けてないと一緒にお風呂入ろうとは思わないですね。修学旅行でもみんなと入れない子供も増えてるそうです。経験が少ないと、温泉(銭湯)でのマナーなども培えないと思うので、家族旅行するときなどは、小さなうちから大浴場での立ち振る舞いを親が教えないといけないと思います。ああ、この本読んでたら湯治に行ってみたくなります。
2014/08/19
T2y@
信州 渋温泉の宿にて、蔵書を拝読。お二人の対談エッセイ形式で湯上りにリラックスして読むのに丁度良い、さらっとしたボリュームでした。
2020/07/05
けんとまん1007
まあ、お風呂に入る、自宅でもそうだし、温泉・銭湯だと一層思うことがある。ゆったりして、リフレッシュできるということ。そうすると、気のせいか、落ち着いてものごとを考えることもできるように思う。そんなことの裏づけも少しあるかなあ~。茂木さんのお話は、いつも興味深く思うが、今回は、少し薄まっているような気がするのは、この本の構成を考える地、いたし方ないのかもしれない。
2015/08/01
anco
お風呂や温泉についての雑談本。欧米のホテルと日本の旅館の違いについての話がおもしろかったです。ヨーロッパは個人主義に徹底した部屋のつくりになっている。温泉旅館はひとつの部屋に10人とか。これは日本人の持っている距離感を表している。コンシェルジュは指示待ち、「おかみ」っていう概念がない。日本の旅館は高ければ高いほどリラックス数値が上がっていく。外国の高いホテルは高いほど緊張感が漂う。そこを突きぬけていちばんハイクラスになると皆リラックスしている。カジュアル化の最先端は旅館。
2015/09/09
りえこ
温泉やお風呂に関する知らなかった事が沢山書いてあって、とても面白かったです。温泉に行きたくなりました。
2022/12/03
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