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昭和史の10大事件

昭和史の10大事件

昭和史の10大事件

作家
半藤一利
宮部みゆき
出版社
東京書籍
発売日
2015-08-24
ISBN
9784487809264
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昭和史の10大事件 / 感想・レビュー

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ケイ

『2.26事件』皇道派と統制派『ワシントン体制』英米翼下 『東亜新秩序』近衛文麿→大政翼賛会→三方向へ 戦争 『東京裁判』パール判事 平和に対する罪は法律的には? 首相が代わる 責任所在の曖昧 心情に基づいた文学的裁判 人道に対する罪~ハーグがカンボジアに入ってした裁判は21世紀 『金閣寺焼失』戦争成金と貧乏 文学的事件 戦時中に言われた日本の絶対的美しさなんかあるかという観念的衝動 『23年ヘルシンキオリンピック』15 日本辞退 19ロンドン不可能 ボート決勝で東大は僅差で逃す 慶應 場所の勝利

2018/04/02

KAZOO

昭和の大きな事件10についての半藤さんと宮部さんの対談集です。お二人は同じ高校の先輩後輩なのですね。対談なので非常に読みやすい感じでした。ただある程度ここに掲載されている事件についての下地があった方が楽しめるのではないでしょうか?おふたりの知識の広さ深さがよくわかりました。

2018/04/19

へくとぱすかる

同じ学校の先輩・後輩というのは意外でした。専門書にもない記述が出てくるのが、対談のおもしろいところ。オリンピックにあと50センチで自分が出られなかった、という点を半藤さんは強調しておられます。よほど悔しかったのでしょう。昭和の終わりとともに、日本人は変わってしまったというのは意味深。ある意味で、戦後も続いた連続性が消えていくことには用心すべきかも。良識の通じる世の中であってほしいものです。

2018/11/25

ぐうぐう

半藤一利と宮部みゆきが選んだ昭和の10大事件を語り合う対談本。昭和5年生まれで、それぞれの事件をリアルタイムに見てきた、あるいは記者として直接取材した半藤の説得力はハンパないが、そんな半藤の歴史的評価に、文学的解釈でもって別視点を披露する宮部も、決して負けてはいない。それは、東京裁判や金閣寺焼失の解釈の差異に如実に表れている。一番顕著なのは、同じ核の恐怖でも、半藤の第五福竜丸事件に対し、 宮部がゴジラをチョイスしたことだろう。(つづく)

2015/12/28

まつじん

対談本です。かなり面白いです。自分も昭和生まれですが、金閣寺焼失なんて全然知らんかった。知的好奇心を大変刺激された一冊でした。

2015/09/09

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