寺と仏像手帳
寺と仏像手帳 / 感想・レビュー
chantal(シャンタール)
これは読む本ではなく、観て感じる本である。50ヶ寺程紹介されているが、私が行ったのは12ヶ寺。これを全部回れる日は来るのだろうか?中国地方で唯一取り上げられれているのが三徳山三仏寺。三仏寺の遠望の写真、素晴らしい。投入堂を下から見上げた時にそこに至るまでの苦労が全て消える感覚や、法隆寺や唐招提寺の伽藍を目の前にした時の感慨が私にも理解できる。「仏教抹殺」を読んだ後に興福寺の阿修羅像を見ると感慨もひとしお。「理想と現実との谷間を誠実に凝視している孤独な静けさ」。本当にそんなお顔をしているように感じる。
2019/07/17
まさ
土門拳さんの撮る仏像。この豊かな表情を眺めていると、直接拝みたいという気持ちが沸いてくる。いくつ訪ねることができるか。1つ1つを大切にしたい。
2021/06/10
そらまめ
☆☆☆☆
2022/12/21
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