歎異抄手帳
歎異抄手帳 / 感想・レビュー
門哉 彗遙
五木寛之の訳はとても分かりやすかった。でも僕は根本の「南無阿弥陀仏」とさえ唱えればそれは阿弥陀が言わせてるのだからそれだけでいい(解釈間違ってる?)と言うのが、肌感覚で全然分からない。
2023/09/28
一滴水
この時世、歎異抄が人気のようで様々な訳本、解説本が出ているようだが、五木寛之氏の名訳による本書は、親鸞、唯円の語りを直接聞いているようなわかりやすさ、温かみがある。同時に、ページを繰るごとに出会う五木玲子氏の絵が、素敵なギャラリーを歩んでいるような気分にしてくれる。巻末の釈徹宗先生の解説がさらに歎異抄、浄土真宗の理解を深めさせてくれる。小さな本ながら中は実に大きな世界を収めている。
2023/04/06
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