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ルピナス探偵団の憂愁 (創元クライム・クラブ)

ルピナス探偵団の憂愁 (創元クライム・クラブ)

ルピナス探偵団の憂愁 (創元クライム・クラブ)

作家
津原泰水
出版社
東京創元社
発売日
2007-12-01
ISBN
9784488012250
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ルピナス探偵団の憂愁 (創元クライム・クラブ) / 感想・レビュー

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のんき

第一話で、摩耶が25歳で亡くなるなんてショック!!やっぱり美人薄命なんだなあ。じゃあ、わたしは長生きするってことかあ(笑)。今まで知らなかった摩耶のことが、よくわかって、それはそれでよかったけど。第四話の、みんながルピナス学園を卒業するところは切なかったです。ウルウルしちゃったあ。高校まで、お友だちだったけど、高校を卒業しても、いつまでもずーっとお友だちでいてほしいな

2018/01/17

紅はこべ

まさかのメンバーの早逝から話が始まり、大学時代、高校の卒業式と遡って終わる。「初めての密室」に出てくるユニットって、現実的に存在するの?今回は彩子の直感力より、祀島くんの論理の方が存在感があった。彩子の思いが未だ通じていないのが残念。祀島くん、わざとか?哀しい動機の話が多かったけど、「犬には歓迎されざる」は異質。

2016/05/20

kana

冒頭からいきなり悲しくなった。誰かが亡くなるのはレビューで知ってたんだけど、それでも胸が痛い。ルピナス探偵団のみんな好きだった。高校生の頃の思い出って今でもキラキラしていて、かけがえのない宝物。読み進めるにつれて、もう2度とこの4人が一緒にいるところを見れないんだと思い知らされる。もっと見たかった。過去には戻れない。その時その時を大事にしないと。3話の慶太くんへの言葉。自分の卑怯な部分を認めることができる強い人だと思った。最後に4人が永遠の友情を誓うシーンは泣ける。その発想もあの人らしい。

2018/01/04

散文の詞

-百合の木陰- どうして、奇妙な小路を作ったのかという真相が、普通に読めば、普通にわかります。少し回りくどい表現も有りますが、割とサクサク読めます。 -犬には歓迎されざる- 小説だからしょうがないですけど、そんなことはないでしょって感じです。結果もそうだろうなって感じです。 -初めての密室- 密室に関してはおまけみたいで、過去の事件を再検証し、真犯人をつきとめます。 -慈悲の花園- 理事長殺人事件を特殊な状況、特殊な動機から推理するのだが、全く共感もできないし、ふ〜んそうなんだって感じでした。

2020/01/25

へくとぱすかる

連作だからこそできる、ラストの感動。冒頭の話で親友の死を描き、あとの話で生前の活躍を語る。それぞれの話をミステリとして楽しみながら、全体を通しての少女たちの友情物語として、こういう構成にしてあるところが実に泣ける。作者がこれでルピナス探偵団のシリーズを打ち止めにする念を押したような2冊目でした。

2013/10/15

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