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慟哭 (黄金の13)

慟哭 (黄金の13)

慟哭 (黄金の13)

作家
貫井徳郎
出版社
東京創元社
発売日
1993-10-01
ISBN
9784488012519
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慟哭 (黄金の13) / 感想・レビュー

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まぁし

幼女連続誘拐事件を追う捜査一課、拠り所を求めて新興宗教にハマる“彼”。無関係の(と思われる)話が交互に展開され、後からそれが絡んでくるんだろうなというのが前提としてあって…こういうパターンは着地が重要だったりしますが、これはえげつないです(誉め言葉😊) 特に終盤のあの2行に、『えっ!?』と思わず声をあげました。個人的には騙された指数は相当高いです。予想した着地とは全く違ってて、良い意味で置いてきぼり感がハンパなかったです😄

2020/08/08

ちゃさち

少女殺人事件と新興宗教にのめり込む男の話。宗教にのめり込む男がまさか少女殺人事件の捜査を担当していた一課長とは思わなかった。メインの事件と男の犯す事件が同じと思ったが実は違っていた。見事に騙された。作者の新興宗教の話は2回目であったし、刑事が浮気するという話も2回目であった。そして、刑事が浮気し周りの女性が被害にあうというのも同じでありました。

2018/03/20

はふ

幼女連続誘拐殺人事件を追う、ミステリー小説。なかなか捜査が進まない中、最後の最後に仰天する真実が待ち受ける。単純なミステリーではなく、警察内部の組織や宗教団体といった、社会問題もひっくるめた壮大な物語となっている。どんでん返し系のトリックという大ネタの反面、また別のテーマも内包されていると感じた。 「宗教」という言葉には、意味合いの齟齬が生じやすいように思う。良いイメージを抱く人、悪いイメージを抱く人様々だ。それと同様に、「信じる」という言葉にも齟齬が生じやすいようだ。何を信じるかは自分次第だ。

2020/10/22

cinos

再読。25歳で書いたというのが、やはりすごすぎる。まさに驚天動地だが、特に最後の一文の重さといったらハンパない。マストリードの一冊。

2015/08/25

しの

単行本で解説がついてるのは、なかなかに珍しい!北村さんの解説を読んで、この作品を初めて読んだ時のワクワク感が伝わってきました!先が気になって仕方ないんだよー!これがデビュー作とか、恐ろしい。

2016/05/24

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