キッド・ピストルズの妄想: マザーグースの事件簿 (黄金の13)
キッド・ピストルズの妄想: マザーグースの事件簿 (黄金の13) / 感想・レビュー
川紙
反重力に憑りつかれた博士の最期、「ノアの箱舟」での不可解な事件、大庭園での宝探しの顛末……。いわゆる「狂人の論理」もの尽くしの中編集。多少難解なそれらが、全て読み終わると、心地よく思える。特に「永劫の庭」が白眉。最後の方で少し潤むほどの余韻が最高。しかし、他の二つはまさしく「狂人の論理」だけど、これだけはそう呼びたくない……。
2014/08/20
スズツキ
矢吹駆シリーズ、『鉄鼠の檻』を連想させる常人には届かない中篇ミステリ。そして『永劫の庭』のキッドの決断に涙する私。
2009/08/07
tatakuma
登場人物がどんな自己世界と論理を生き、行動していたかに物語があって、楽しめました。
2019/06/17
てっちゃん
1994年9月11日に読了
慧
★★★
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