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過ぎ行く風はみどり色 (創元クライム・クラブ)

過ぎ行く風はみどり色 (創元クライム・クラブ)

過ぎ行く風はみどり色 (創元クライム・クラブ)

作家
倉知淳
出版社
東京創元社
発売日
1995-06-01
ISBN
9784488012731
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過ぎ行く風はみどり色 (創元クライム・クラブ) / 感想・レビュー

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Yuki

密室物を連続して読みましたが、こちらの方が人物に感情移入しやすく、読みやすいと感じました。 猫丸先輩の傍若無人でいて、温かさを感じるキャラがいいですね。成一を罵倒するバリエーションが豊富で、妙に感心してしまいました。 本格の王道のようなトリックと、魅力的なキャラで飽きることなく読めました。続編も楽しみですあ

2019/01/09

深青

猫丸先輩シリーズ2作目。今回は長編です。猫丸先輩、マシンガントーク!というか江戸っ子具合が増した?(笑)とある事情で祖父と仲違いし、家を出ていた青年が母の頼みで10年ぶりに実家に戻ることに。そこから始まる不可解な事件。犯人は幽霊!?結構前半は長く感じました。猫丸先輩、ほとんど絡んで来ませんし。でも、動き出してからは早かった!猫丸先輩の推理も鮮やかでした。傍若無人、変人に見えてとても繊細な猫丸先輩が好きです。

2015/04/15

あいら

猫丸先輩の登場までがやや長く感じられましたが、謎解きからは一気に駆け抜けました。 最後の殺人は何とか食い止められなかったものかと悔しさが残りました。

2021/02/18

タカギ

猫丸先輩シリーズ2作目にして初の長編。ハードカバーの本に法月綸太郎の解説が付いていて珍しく感じた。面白かった。降霊会とか超能力とかには眉をひそめてしまう派なのだけど。主観と客観にズレがあることから生じた話。『ほうかご探偵隊』もそうだったけど、倉地氏の目は特別製なのかな。犯人はかなり限定されているから当たるのは難しくないけれど、それ以外にも謎は多く、解決編を楽しんだ。

2017/03/26

赤青の朝

著者の作品を読むのは4冊目。300頁ちょっとで軽く読めると思ったが、まさかの二段構え。文庫本だと600頁近くあるんですね。なかなかのボリュームでしたが、やはり愛すべき猫丸先輩。奇人変人であるが、根っこは優しいんでしょう。より一層好きになりました。

2022/02/09

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