安吾探偵控 (創元クライム・クラブ)
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安吾探偵控 (創元クライム・クラブ) / 感想・レビュー
Syo
なかなか。 みんなが嘘をついてる。 って、これがホントかも。
2021/06/05
えも
伏見の造り酒屋で起こる連続殺人に坂口安吾と小学生の小僧が挑む、という探偵小説。人物が錯綜しているし思わせぶりな台詞が多く、謎解きは早々に諦め、戦後間もない京都の風情に浸っておりました■安吾はボサボサな感じが探偵らしくていいね。
2014/07/23
藤月はな(灯れ松明の火)
横溝正史ばりの愛憎入り混じるミステリーでありながら登場人物が生き生きしていて素敵でした。満州の影の帝王でもある甘粕一彦などの登場も驚きました。ある惑わす「女」の性を持つ女を憎悪する安吾が男である自分の肉欲の業に苦しむ姿は女の身体である私から見ても痛々しく、だからこそ、堕落論が生まれたのかと思えるほどでした。「酒は女だ」という言葉に対して成人して日本酒を呑むことがまた、一つ、楽しみになりました。
2012/03/11
nac
★★★⭐︎
2022/09/24
枝
なかなか楽しめた。 戦前の京都って舞台も良かったし小僧さんと先生のコンビも楽しめた。
2011/07/04
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