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緋色の楽譜 下

緋色の楽譜 下

緋色の楽譜 下

作家
ラルフ・イーザウ
酒寄進一
出版社
東京創元社
発売日
2011-10-28
ISBN
9784488013387
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緋色の楽譜 下 / 感想・レビュー

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キムチ

上巻からバージョンアッブして、展開が早くなり「力の音」による世界支配との対決色が明確となって面白味をました。クリスティアンがいるのに地下の闇でキス?義兄とはいえ。ともあれ、風紀図の足跡の終点に収斂されるなかでこれでもかと云うくらい秘密が出てくるのは頂けない。集めた資料の凄さは充分に解るので、ストーリーテラー達人としたら整理してインパクトに強弱を付けた方が効果的と思うが。ipodを駆使する異能ぶり、共感力そしてサブリミナル惨禍直前の盛り上がり!そのあとのすぼみ方にはこけたけど。 た

2016/03/01

巨峰

まるで「ガンダム ユニコーン」だなあと。フランツ・リストというひとの曲は、ピアノではショパン、管弦楽ではブラームスらほどポピュラーではないので余り聴く機会がなかったが、意識して聴いてみたいなと思った。最後、演奏活動に戻ってほしかったなあ

2012/11/19

下巻は次々に謎や事実が明かされ、上巻よりも驚くことが多かった。だけど、上下巻に渡って壮大な旅をした割には、ラストがなんだかあっさりとしていて、え、これで終わり?と思ってしまった。ここまで盛り上げたのなら、ラストにもう一段階盛り上げて欲しかったし、それを期待してここまで読み進めてきたのに…。エピローグもさらっと終わってしまったし、なんだかなあという感じ。スッキリ読了!というわけにはいかなかったな。でも、サラが旅した街をわたしも同じようにGoogleマップで旅する過程が楽しかったので(笑)、まあよしかな。

2021/03/19

みこと

読後は冒険が終わった満足感と心地よい疲労感に包まれた。力の音なんて本当にあるんだろうか。音楽で気分を左右されることはあるけれど…。後編は展開が早すぎてどんどん状況が変わっていくので時々ページを戻っておさらいしなくちゃいけなかった。最後ちょっとあっさりしすぎな気もしたし。でも面白かった。今まで名前くらいしか知らなかったリスト、ちゃんと調べてその音楽を聞きたくなりました。「愛の夢」「ラ・カンパネラ」くらいしかわからないもんなぁ。

2012/12/19

たまご

共感覚,こんな図形まで見えたら,いろいろうるさそう…,いや,そこに神秘の扉が開かれるわけですね,小説的には.音楽の知識が全くなかったので,詳しかったらもっと楽しめたのかと(きっと某先生は楽しいんだろーなー,いや,さらに薀蓄たれるか?) 皆様おっしゃっているように,確かに最後はあっさりだったと思います・・・ローマの式典の部分とか,盛り上がりがあるかと思ったのに・・・.でも,音楽の力(まさに世界で唯一の共通語!)と共感覚の組み合わせ,着眼点よいです♪(なに上から目線なんだか) 

2012/11/29

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