探偵小説論 3 (Key Library)
探偵小説論 3 (Key Library) / 感想・レビュー
ぐうぐう
『探偵小説論Ⅰ 氾濫の形式』は横溝正史から中井英夫までの戦後本格派を取り上げ、続く『Ⅱ 虚空の螺旋』は綾辻行人から京極夏彦までの第三の波の作家達が取り上げられた。この『Ⅲ 昭和の死』はというと、第三の波の現在が論じられているわけではない。ひとことで言えば『Ⅰ』で展開された主張の補完である。笠井潔の探偵小説論の柱は終始一貫している。(つづく)
2014/12/29
おちこち
タイトルとは内容が異なり、ほとんどが戦争論・戦争文学論にあてられている。?と相互補完的になっていると書かれているが、どちらかといえば『テロルの現象学』などの著作の問題意識に近いと思った。
2011/09/03
α0350α
内容が難しいですね。
2009/03/03
pucci
評論は一段落との事、残念
2008/11/20
感想・レビューをもっと見る