リザベーション・ブルース (海外文学セレクション)
リザベーション・ブルース (海外文学セレクション) / 感想・レビュー
hiroizm
なぜか突然現れた、とっくの昔に死んだはずのブルース歌手ロバート・ジョンスンからギターをもらったインディアン居留地の若者達の、ロックバンドとしてメジャーを目指すすったもんだの物語。インディアン文化、八方塞がりの居留地生活、被差別者目線から見た米国社会をほろ苦いユーモアを交えて描いた快作。オチはいささか切ないけど、物語の展開のリズムよく読んでいて楽しかった。僕は知らなかったけれど、根強い人気作家で、日本語訳もまだまだあるみたい。機会があれば他の作品も読んでみたい。
2019/04/29
yooou
☆☆☆☆★
2005/02/05
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