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犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)

犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)

犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)

作家
米澤穂信
出版社
東京創元社
発売日
2005-07-21
ISBN
9784488017187
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犬はどこだ (ミステリ・フロンティア) / 感想・レビュー

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しろいるか

失踪した元SEの女性と、地元の神社に保管された古文書の由来調査。開業したての『紺屋S&R』にもたらされた二つの依頼がやがて奇妙なシンクロを見せる。話のテンポも良く、紺屋とハンペーのコンビがなかなかいい。特にチャラいようでいて、結構しっかりしているハンペーのギャップが面白い。結末がもやもやなのは米澤さんっぽいといえばそんな感じもするが、ハンペーや妹の梓など、キャラも良いのでラストスッキリでシリーズ化しても良かった気が。仕事を振ってきた大南や、チャットで助けてくれたGENもあれだけでは惜しい。

2011/08/12

ひらちゃん

犬探しを第一とした平和な探偵物と見ていたのに、痛い目にあった。軽いノリの後輩とやる気のない調査員の始めての仕事。絡んでいって、なんとなく米澤感出てきたわと思ったら。なにこの最後。怖い!そりゃ犬でも欲しくなるでしょ。それに「紺屋S&R調査事務所」ときたらシリーズになっててもおかしくないと思うんだけど、次は出てないのか?米澤さんはシリーズにしたかったんじゃないかなぁ。今からでも遅くないぞ。(笑)

2018/04/05

ダイ@2019.11.2~一時休止

雫井脩介の火の粉を途中で想像したけど最後は違う展開に。報・連・相が大事だなと思った。

2014/05/21

yukision

社会復帰のリハビリのとして軽い気持ちで始めた迷い犬の調査業だが、いきなり飛び込んだ依頼は人探しと古文書解読。ほぼ素人探偵にしてはなかなかの活躍だが、最後の背筋の寒さはそんなごく普通の人が主人公ならでは。ぜひ本来の犬探しの話が読んでみたい。

2021/06/01

さっちゃん

途中から物語が加速していく感じも、謎解きが進むと一気に景色が変わる感じもさすが。最後の最後までザワザワした気持ちになるのも米澤さんらしい。GENの正体は? その後、紺屋は無事なの? あれこれ気になるので是非とも続編出して欲しい。

2018/12/19

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