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強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)

強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)

強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)

作家
美輪和音
出版社
東京創元社
発売日
2012-11-21
ISBN
9784488017750
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強欲な羊 (ミステリ・フロンティア) / 感想・レビュー

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❁かな❁

きゃー!!めっちゃ面白かった〜(´艸`*)本当にたまらないー♪(笑)読書の楽しさを改めて感じる事ができました!最高〜★お気に入りさん達の素敵な感想から読んでみて大正解♬ミステリーズ新人賞受賞の「強欲な羊」から始まる連作短編集5編入り!面白過ぎて一気読みしたくなる感じ!特にお気に入りは、そう来るんだぁ!って一番驚いた「ストックホルムの羊」!「強欲な羊」「背徳の羊」も面白く、最後の「生贄の羊」はホラーで怖かったです(>_<)最後の章だけ夜中に読んだりしなくてホントに良かったぁ!怖いのにかなり楽しめました♡

2016/02/20

nobby

単行本にて再読。続編にあたる『暗黒の羊』読了後の確認のつもりだったが、羊目の女の洋館の都市伝説については最終篇だけで語られていたのが意外!何はともあれ、やっぱり全ての話の起点となる「強欲な羊」の妖しき雰囲気とイヤミス具合が絶品なのは変わらず!まさに羊目の女ここに生まれたりな終盤は、グロさや恐怖にゾクゾクさせられた。むしろ初読時にインパクトあった「ストックホルムの羊」「生贄の羊」は仕掛け分かっていると衝撃は薄かったかな…逆に中盤2篇のラストでの驚きに上手さ感じたまま、思わず「怖っ!?」とつぶやいた次第(笑)

2020/05/29

miyumiyu

著者は「着信アリ」などのホラー映画を手掛けた脚本家。イヤミスというよりは、女の黒い部分を描いたホラー短編集だと思う。「強欲な羊」と「眠れぬ夜の羊」は、米澤穂信・朱川湊人作品を思わせる薄ら寒さでおもしろかった。「ストックホルムの羊」は、そういうオチ?!のどんでん返しに思わず笑いが。1つ1つの話が独立しておもしろかったので、最後の「生贄の羊」はちょっと無理やりで蛇足な感じがした。とはいえ、さすがホラー脚本家。この話を読んだのは夜中で、思わずテレビつけたぐらい怖かった(^^;;

2016/03/01

aquamarine

イヤミスという分類のようですがホラー要素も強いです。米澤さんの「儚い羊たち~」が最初重なりましたが、どの短編もどっしり安定した読み応えでした。どれも女の嫌な部分を上手く抉っているのですが自分に重ねて見るような状況ではなく、高みの見物をしているようになってしまって「イヤ」部分よりラストに待っているものを楽しみました。「背徳の羊」がイヤミスとしては抜群だと思います。「ストックホルムの羊」が予想の斜め上を行ったのも印象的でした。ラスト一話の無理やり感も嫌いじゃないです。脚本家と聞いてなんか納得してしまいました。

2015/11/12

ままこ

最近読んだ中で1番嫌〜な感じで怖い怖い…確かな筆力でグイッと引き込まれる連作短編集。各タイトルに羊がつけられてるのだが内容にぴったり。羊の皮の下に潜んでいる狼…疑心暗鬼に陥る展開で意表をつきながら狂気を含んでリンクする。上手く練られたイヤミスホラー。面白かった。タイトル作〈第7回ミステリーズ!新人賞受賞〉

2018/04/11

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