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超動く家にて 宮内悠介短編集 (創元日本SF叢書)

超動く家にて 宮内悠介短編集 (創元日本SF叢書)

超動く家にて 宮内悠介短編集 (創元日本SF叢書)

作家
宮内悠介
出版社
東京創元社
発売日
2018-02-21
ISBN
9784488018269
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超動く家にて 宮内悠介短編集 (創元日本SF叢書) / 感想・レビュー

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starbro

宮内悠介は、新作中心に読んでいる作家です。本書はごった煮的短編集、オススメは『今日泥棒』です。本書は芥川賞にも直木賞にもノミネートされないと思いますが、著者はノミネート貧乏で、島田雅彦二世かも知れません。

2018/04/20

あも

賢い人が真面目にふざけるととんでもないもんが出来上がる好例。なんというタチの悪い短編集。最高でしかない。家は超動くし、トラ技圧縮は熱すぎるし、オートマタは切なすぎるし、wikipediaの架空記事はふざけすぎで、色んな概念がゲシュタルト崩壊して、ラスト宇宙船内の野球盤勝負でマジに泣く。割とエグめのイタズラ仕掛けられた筈なのに、目がすっごいキラキラしてるんだもの。僕すごいでしょ!って言ってくる子供を叱れない。俺には叱れないよ…。あとがきから伝わるワクワク感がまた半端ない。たった1冊で著者を大好きになれる本。

2018/11/22

ダイ@2019.11.2~一時休止

自選短編集。って事でいろんな作品があります。表題作・トランジスタ技術の圧縮・星間野球なんかがイイ。ついでに作者初のあとがきもイイ感じ。

2018/03/18

kokada_jnet

2018年刊行の奇想バカSF短編集。「エラリー・クィーン数」「文学部のこと」がよかった。ただ、これは純粋に好き嫌いの問題なのだが、自分が奇想SFに求めるものと、なんとも「違う」感じが。この作者の場合、本来、新本格ミステリのファンなこともあり、新本格の脱格系に近い作風のように思える。また「シリアスな作家とばかり、決めつけられていることへの反発」でこの本を出したとのことだが。「過剰にシリアスに書かれた」バカSFばかりなので、あまり評価は変わらないような気が。

2022/09/04

oldman獺祭魚翁

図書館 「あとは野となれ大和撫子」の著者宮内氏の短編集と知って読んでみた。 まぁなんというかおバカSF+バカミスといった風情だけど、ロマンティックな作品も有る。お気に入りはアホらしいと言ってもいい「トランジスタ技術の圧縮」 表題作の「超動く家にて」ロマンを感じる「弥生の鯨」だろうか?

2018/04/24

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