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イヴの末裔たちの明日 松崎有理短編集 (創元日本SF叢書)

イヴの末裔たちの明日 松崎有理短編集 (創元日本SF叢書)

イヴの末裔たちの明日 松崎有理短編集 (創元日本SF叢書)

作家
松崎有理
出版社
東京創元社
発売日
2019-11-29
ISBN
9784488018382
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イヴの末裔たちの明日 松崎有理短編集 (創元日本SF叢書) / 感想・レビュー

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小太郎

この頃よく読む松崎有理さんの短編集。5編の短編はどれもがSFマインドに満ちた物語になっています。若干薄味で既読感があるような気もしますが、こういう話からSFに入っていく若い人もいる筈。そういう意味では初心者向きともいえるかもしれません。この中では数学がモチーフになってい る「ひとを惹きつけてやまないもの」が秀逸でした。何故数学話はこんなにエピソードが豊富で読ませるんだろう?SFのジャンルでも数学小説がある位なのだから当たり前か。 ★3.5

2024/09/30

はる

不思議の連続なんだけど、この作品の前に村山早紀さんの黄金旋律を読んでたのでこんがらがってしまうストーリーもありましたが、短編同士が繋がってる?って思わせた話は待ってました~、この後どうなったか気になってたんだよ‼️ってなって一気読み。この手の作品は苦手意識がありますが、何故か最近はよく手に取ってるように思います。

2020/01/06

rosetta

★★★★✮自分にとっては『代書屋』の作家さんだったが、この5つのSF短編集は期待以上だった。「ひとを惹きつけてやまないもの」が1番好きかな。物語が破綻していたり19世紀のトレジャーハンターの部分の必要性は感じなかったけど、ビール予想の解決に邁進する21世紀の数学者には『永遠についての証明』にも通じる天才の孤独と葛藤がよかった。勿論数学部分は理解できなかったけど😅キスチョコ型の宇宙船に地球が破滅させられる話で最終話の「方舟の座席」に繋がり、ニワカという汎用ロボットでタイトル作に繋がる。後の2篇もとても好き

2020/01/07

糸巻

『極限状態の人間の岐路』をテーマにした中・短編集。表題作を含む五話収録。近未来を舞台にした物語が多い。数学者が主人公の中篇「ひとを惹きつけてやまないもの」は数学に関しての知識がないと楽しむことは難しいかも。早々に理解することを放棄して物語の展開を追うことに徹したが、「方舟の座席」に通じるものがあるのが良い。好みとしては「未来への脱獄」「イヴの末裔たちの明日」。

2019/12/20

Fondsaule

★★★★☆ 「未来への脱獄」 「ひとを惹きつけてやまないもの」 「イヴの末裔たちの明日」 「まごうかたなき」 「方舟の座席」 5編のSF短編集。 数学の難問に立ち向かう話、面白い。

2022/12/20

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