パーフェクト・ブルー (鮎川哲也と十三の謎)
パーフェクト・ブルー (鮎川哲也と十三の謎) / 感想・レビュー
さら
うーん… 今一つ。何となくピリっとしない印象。犬視点というのが面白いけれど、それがあまり活きてない、むしろわかりにくい面もあったように思えます。宮部さんの初期の作品ということを考えると、社会問題等少し重いテーマを書く下地というか、方向性、姿勢のようなものを感じました。
2013/06/25
a43
お借りしたのは、1990年再版のものでした。裏表紙の作者様お若い!かわいい!これは、最後の文章うまい!犬さんの語りならでは。残酷な事件でしたが、蓮見家と進也の明るさに救われました。マスター、だから何者!
2016/09/12
くまんちゅ
元警察犬のマサの視点で進んでいくのですが、時々人視点と勘違いしてしまうところもありました。登場してきたときは「いけすかないやつだなぁ」と思っていた進也だったのですが、物語が進むにつれてだんだん好感が持てるように。内容的には結構やり切れない話なのですが、解説で鮎川さんが指摘しているように登場人物のキャラがそれを救っている感じ。続編も出てるのかなぁ。
2012/08/01
ツキノ
ドラマはちら見程度なのだけれど、設定がかなり変わっているのはわかった。宮部さんの初の長編だというのも、なんとも時の流れを感じる。
2012/12/17
杉山くん【公式】
中学生のときに読んで以来の再読。かなり記憶が曖昧だったなぁ・・・。結末自体は後味悪いような感じなんだけどキャラクターのおかげでそれがない。なんだか爽やか。ただ前半が少し重たい,ペースが上がらない印象。中盤から後半はスピード感あってワクワクできた。一応,単行本としては最初の作品のはずだけどさすが宮部さんと思える1冊。
2014/06/19
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