ななつのこ: 第3回鮎川哲也賞受賞作
ななつのこ: 第3回鮎川哲也賞受賞作 / 感想・レビュー
ベイマックス
途中で、読んだことあるなぁ~と気づいたけど、ほとんど忘れていたので楽しめました。◎『ななつのこ』という児童書の存在を絡めながら、日常の推理(って言っていいのな…)物って感じです。
2021/02/05
文庫フリーク@灯れ松明の火
読み友さんは、いと有り難きかな。『少年少女飛行倶楽部』『モノレールねこ』と加納さん読み進め、日常の謎書かれる作家さんと目にしたのは記憶違いだったか?と思った所へナイスなアドバイス。風味の違いは当然有りますが、これは確かに北村薫さん彷彿とさせます。「一枚の写真」「白いタンポポ」「ななつのこ」が好きです。追伸は別として最終話「ななつのこ」で、こんな風にまとまるとは。デビュー作ですよね。シリーズと聞いていますので続編楽しみです。円紫さんと私シリーズも読み返したくなりました。
2011/07/13
ゆみねこ
加納さんのデビュー作で第3回鮎川哲也賞受賞作。私が加納さんの作品に出会ったのは「ささらさや」からだったのでこちらは未読だった。30年以上前の作品だけど、少しも古さを感じない。感性の瑞々しさと文章の平明さ、そしてミステリーの部分もさすが加納朋子さんと言える作品←上から目線失礼します!最新作ワンとのつながりも分かって大満足。名作は色あせないと思った。
2024/03/15
美登利
加納さんの作品を遡りながら読んでいます、これは鮎川哲也賞を受賞したデビュー作。ミステリーなのにファンタジーな物語を小説の中に封じ込めてあり、ちょっとした日常の謎解きをする、短大生の駒子ちゃんがとても魅力的。これは加納さんご自身なのでは無いですかね?時代背景としては古い言葉やその当時の流行り物が出てくるので、知らない人にはピンと来ない表現もあるかも。だけど分かってる人には膝をポンと打ちたくなるようなそれそれ!という共有感が溢れます。プラネタリウムで合うなんて展開、これは瀬尾さんに萌えてしまうじゃないですか!
2015/04/09
takaC
なるほど。こういう本だったのか。1992年9月25日発行初版で読んだ。19年前の本だから本自体もさることながら内容もどことなく古めかしかったが十分に現代小説として楽しめた。しかしながら「確立」@p30は「確率」でしょ?他多数。
2011/09/05
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