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化身: 第5回鮎川哲也賞受賞作 アヴァターラ

化身: 第5回鮎川哲也賞受賞作 アヴァターラ

化身: 第5回鮎川哲也賞受賞作 アヴァターラ

作家
愛川晶
出版社
東京創元社
発売日
1994-09-01
ISBN
9784488023416
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化身: 第5回鮎川哲也賞受賞作 アヴァターラ / 感想・レビュー

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ちょく

誘拐の凝った真相はミスディレクションが効いていて騙されてしまった。一方で、密室を持ち出したのは失敗だったと思う。誘拐だけでは弱いと思ったのかもしれないが、「見取り図をよく見れば真相が分かる」とはどうしても思えないトリックだし、作品全体にとっても重要だとは思えない。ただ、人物や心理描写がうまく描かれているので、それだけで充分に面白い。とくに坂崎先輩が気に入った。

2013/10/30

ronny

保育園の誘拐事件の真相はかなりひねってあって、意外性がありましたね。戸籍にまつわるアレコレもわかりにくかったけど、へ〜って感じで勉強になりました。途中まで某人物が怪しい・・・と思ったりもしましたが、これは外れました(笑)。あと、主人公の故郷が東北の太平洋側の某市で、昨年の大震災で大きな被害を受けた場所なので、町の様子を描写してあるところなど、読んでいてちょっとせつなくなりました。

2012/03/22

cassyu

鮎川賞をとったデビュー作。途中で主人公が安易に委任状と判子を渡したときには「こいつが黒幕だったのか!」と思い(爆)最後のどんでんの効き目が薄くなりました(笑)

2009/12/14

へいぽー

すごい!ぐいぐい引きずりこまれて一気に読んでしまいました。面白かった!

2013/06/30

にやり2世

なかなか見えない犯人を探すより、主人公の精神状態が心配になる。父を疑ってたくせにコイツのことは疑わないの?疲れてるとはいえ、怪しい人間の見本みたいなヤツなんだけど…ほんと最後はもどかしかった。

2017/08/23

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