狂乱廿四孝
狂乱廿四孝 / 感想・レビュー
ちょび
暁斎&歌舞伎ファンにとっては、ワクワクの読み物でした。暁斎氏についてはたまたま興味があって逸話を調べたばかりなのですが、かなり正確なデータに基づいていて書かれているようです。あの幽霊画からこれだけの物語が紡がれることに驚きです。せっかく好みの作家さんを見つけたのに、新作が生み出されることがないと知り、残念でなりません。
2017/05/07
みっくん
表紙綺麗なんだけどなー。出なくて残念。浮世絵は見ていて面白いです。浮世絵+役者。トリックもあり、伝統もあり、一気に読みました。
2016/02/21
星落秋風五丈原
歌舞伎の芝居小屋というのは、大きく移り変わる時代の流れを超越した空間であるらしい。 江戸が東京に変わろうと、舞台の上では何百年も前の事件や物語を演じるのだから関係ないということもあるのか、これは明治の物語なのだが、時代劇を読んでいるような感じがした。 悲劇の名女形・澤村田之助というのは実在の人物らしいが、彼の存在感もさることながら、謎解きの中心となるのは、これも実在の画家・河鍋暁斎の描いた幽霊画。 カバー袖に載せられたその絵は、見るからに恐ろしげで、なるほど判じ物の一つや二つ隠されていてもおかしくない。
2012/08/28
ケイ
再読。これから暁斎に興味持って京都に展示見に行ったのでした。いつか埼玉の美術館にも行きたいな。
2013/01/18
てけてけ
鮎川哲也賞。
2009/02/08
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