遠い遠い街角
遠い遠い街角 / 感想・レビュー
5〇5
これは昭和40年代に少年少女だった人へのギフトです。ノスタルジックな奇譚の数々ですが、当時を懐かしむだけではないみたいです。大人になった語り手が20世紀当時に思い描いた21世紀への憧れの心情も含めて、この時代を生きた作者と同世代の読者にこそ、伝わるものがあると思います。
2023/01/28
warimachi
倉阪鬼一郎『下町の迷宮、昭和の幻』に近い雰囲気の、昭和ノスタルジア色濃い怪奇幻想短編集。奥深いところで不気味で、切なくて、いい作品だ。
2020/08/19
中司
幻想と現実がごちゃごちゃで理解するには疲れました。一度休憩をはさむとなかなか手を出しづらくなるほどでしたが、読み出すとなぜか勢いがついてしまう不思議な本でした。でも、やっぱり疲れた。
2013/08/09
七曲町子
これはすごい。今年読んだ中で一番おもしろかった気がする
2012/11/26
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