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文化祭オクロック

文化祭オクロック

文化祭オクロック

作家
竹内真
出版社
東京創元社
発売日
2009-07-23
ISBN
9784488024468
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文化祭オクロック / 感想・レビュー

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はるき

日常の中の非日常。学園物らしく軽妙なタッチで読みやすかった。今っぽくないちょっと昭和テイストな雰囲気が良い。

2016/04/26

イーダ

小難しい事を考えずに、山ちゃんやユーリたちと一緒に文化祭を楽しむように読むのがいいかなーという本でした。あまり凝った話ではないけれど、高校生の一生懸命を気持ちよく感じる一冊でした。

2016/03/13

銀雪

読み終えるのが惜しくなるくらい楽しかったけど、一気読み。竹内真の、同じくラジオDJの正体を探る中学生の男女3人の青春ミステリ『ミッドナイト・ボーイズ』が大好きだったからこの本も期待して読んだ。私の方もちょうど文化祭の時期なので(大学だけど)より楽しめた。群像劇、青春モノ、日常の謎好きな私にはすごくツボだったし、村上君の思索やセカイ系の箇所もとても興味深く読めた。ネットの暴力性などの現代的なテーマも、不自然さはあったものよかったと思う。回収されていない伏線の多さは非常に残念。(ネタバレはコメントに)

2010/11/08

nyanco

野球部のエース山ちゃん、科学少年メカオ、ミステリーファンの探偵コーラ…と高校の文化祭のワクワク感の描き方は、竹内さんらしい。動かない大時計を復活させる。このイベントも面白い。が、DJネガポジの謎は、結構ビターなのにユーリが能天気なのが受け入れがたい。ミステリーよりも突き抜けるような夏向けの文化祭ストーリーでも良かったかも。

2009/08/14

スケキヨ

ミステリとしてではなく、青春モノとして読めば素直に面白い。自分の高校の文化祭があまりにも・・・な感じだったので登場人物たちとお祭り騒ぎができた気分で良かった。最後の三人のシーンも好きですが、お昼頃の文芸部の村上君とDJネガポジの会話も思索深くて好き。『大富豪の革命』。この一言に尽きる。

2010/06/04

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