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綺想宮殺人事件

綺想宮殺人事件

綺想宮殺人事件

作家
芦辺拓
出版社
東京創元社
発売日
2010-04-28
ISBN
9784488024543
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綺想宮殺人事件 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

森江春策の事件簿その18。大ボリュームの原因はうんちくの多さ?。ちょっと読みにくいって感じがあるがその雰囲気はイイ。

2014/09/05

山田太郎

黒死館は読み初めて3分で読むの止めたので、これはどうかと思ったが、最後までいけた。薀蓄を読み飛ばしていったらわりとすぐ読めるというかそれじゃ意味ないじゃんと思いつつ、最後はなんだこれってかんじで、たぶんこの作者のほかのやつ読むことはないかなと思った。面白くないわけではないけど、なんとなくあわなかった。

2011/03/24

CCC

黒死館っぽいけどそれより遥かに分かりやすい。良くも悪くも著者が話をコントロールしきっていたと思う。衒学の最終的な扱いが面白かった。

2013/07/08

ホームズ

芦辺流の『黒死館殺人事件』という雰囲気の作品。雰囲気や蘊蓄としては芦辺流の『黒死館殺人事件』としては良かったけど・・・。残念ながら森江春策にそんなものを求めていないので・・・。ただ読みにくく退屈な推理小説になってしまった感じがしてしまった。とりあえず『黒死館殺人事件』を再読してみようかな~。

2010/06/19

らきむぼん

第五の奇書と称される作品群の中では『神戯』を除けば現在のところ最新の作品。琵琶湖畔に聳える奇怪な建築群「綺想宮」を訪れた探偵森江春策が連続殺人に挑む。本格ミステリのコードを踏襲しながらも膨大な薀蓄で溢れかえり、主体が転倒してしまう様はまさに『黒死館殺人事件』のオマージュとして正統であるといえる。しかし黒死館に込められたアンチミステリの要素は更に深化し、本作ではその先の結論へと読者を引きずり込む。「最後の探偵小説、探偵小説の最期」と銘打たれたこの作品最大の特徴は綺想宮を彩るペダントリーの先にこそある。

2019/08/31

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