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福家警部補の考察 (創元クライム・クラブ)

福家警部補の考察 (創元クライム・クラブ)

福家警部補の考察 (創元クライム・クラブ)

作家
大倉崇裕
出版社
東京創元社
発売日
2018-05-21
ISBN
9784488025571
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福家警部補の考察 (創元クライム・クラブ) / 感想・レビュー

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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

【図書館本】コロンボファンである作者が書いた刑事コロンボへのオマージュとも言えるこのシリーズ。完全犯罪を目論む医師、尊敬する師匠の名誉を守る為に罪を犯したバーテンダー。女コロンボ福家警部補の推理は今回も冴えています。安心安定の面白さ。それにしても、何でもこなせると思っていた福家さん、まさか自転車に乗れないとは!そして、この人はいったいいつ眠るのだろうか?★★★+

2018/11/10

aquamarine

シリーズ5作目。いつも通り見事な本格の倒叙ミステリです。コロンボや古畑任三郎と思い出しながらも、何を考えているのかわからない淡々とした福家警部補にすっかり持っていかれます。驚くほど些細な綻びを引っ張ってくるのは相変わらずで、バンと証拠を突き付けるよりも、心理戦で最後に自供させる手腕は鮮やかです。現実にはそんなに上手くはいかないのでしょうが、どれも面白かったです。印象的なのは徐々に主婦の本当の顔が見えてくる「上品な魔女」、えっ!そこから?と思った「東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き」。

2018/09/02

fwhd8325

今回も面白く読みました。ドラマ化もされましたが、イメージを壊されたくないので、小説で読む方が魅力は大きく感じられます。犯人との駆け引きは、本当に面白いです。

2018/11/23

初美マリン

この主人公福家さん、素敵な方です。主人公は、色々な設定にしてあるものですけど、今までにない自分を主張しないのに冷静、観察力、こんな女性素敵です

2018/08/24

タイ子

やはり、このシリーズは面白いわ。小柄で地味で刑事には絶対見えない福家警部補。しかしてその実態は、洞察力、観察力、推理力、その上博学に長ける警部補。私が彼女に魅力を感じるのは、容疑者には厳しく、被害者には気づかいを、は当然だけど事件の聞き込みで出会う人たちまでの心の有り様さえ変えてしまうという人柄。好き~!今回も何癖もあるような容疑者をジリッジリッと追い詰めていきます。警部補の大好きな冷え冷えの缶のお汁粉呑んで見たくなりましたわ。 次巻も楽しみ!

2018/06/18

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