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フライ・バイ・ワイヤ

フライ・バイ・ワイヤ

フライ・バイ・ワイヤ

作家
石持浅海
出版社
東京創元社
発売日
2012-11-29
ISBN
9784488027100
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フライ・バイ・ワイヤ / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

近未来学園モノ。動機がチョットいまいちな感もするが最後は学園モノらしい終わり方で面白かった。

2015/11/24

みっちゃん

工科大学の付属高校、病気で学校に来られない少女が、ロボットで遠隔操作してクラスに編入する、という実験。電子生徒手帳、教科書タブレットなどの近未来を思わせる小物の演出も興味深い。そして、校内で殺人事件が!血で染まったロボットの背中。一体何が!?謎めいていて明らかにならない少女の実像と、先が気になる展開でさくさくと読ませる。終盤、少女自身との邂逅の場面には愕然。が、読み終わってみると、予定調和の結末と、ここに来て、あの殺人事件は必要だったの?と、ちょっと拍子抜けの読後感ではある。

2015/07/24

相田うえお

★★★★★21107【フライ・バイ・ワイヤ(石持 浅海さん)】健康を害して学校に行けない17歳女性の一ノ瀬とクラスメートで学級委員長の宮野隆也をメインとしたSFミステリ系の学園もの。彼女は遠隔操作ロボットを使って実験的に登校することになりましたが学内で殺人事件が二度も発生してしまいます。どちらの犯行現場にも一ノ瀬が近くに...何故?みたいな流れで、内容的に年齢層若め設定。犯行動機が強引過ぎてつっこみたくなりましたが、ラブストーリーみたいになっちゃってるラストはジーンときて良かった〜!この先が読みたい〜!

2021/10/27

財布にジャック

この設定で殺人事件は興味津々でしたが、想定の範囲内の着地でした。でも石持さんの書くミステリーは個性的で発想が斬新で意外性があって、いろいろな意味で楽しませて貰えるので大好きです。それにしても、この動機はどうなんでしょうか?こんな動機でこんな犯人なのかと、ちょっと腑に落ちない気もしました。でも、近未来になら、こんなロボットが実際に登場して、こんな動機で殺人がおきたりするのかもと考えさせられました。

2013/03/26

おかむー

頭でっかちな高校生がアンバランスではあるけれど、物語は綺麗にまとまっていて俺は好きですよ。『たいへんよくできました』。転校生は病気で登校できない少女が遠隔操作するロボット。実験として彼女を受け入れることになった工業大付属校の選抜クラスにやがて起こる事件と実験に秘められた謎とは。選抜クラスの生徒という設定で冷静に議論を交わす頭の良さを見せつつ、死体を目の当たりにしたときの混乱や事件後の心理などが等身大で好感がもてる。ハッピーエンドではあるけれど、主人公以外の登場人物は置いてきぼりな気がしなくもない(笑)

2015/07/02

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