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ドミノ倒し

ドミノ倒し

ドミノ倒し

作家
貫井徳郎
出版社
東京創元社
発売日
2013-06-21
ISBN
9784488027186
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ドミノ倒し / 感想・レビュー

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*すずらん*

ぅーん何だか消化不良{(-_-)}タイトル通り正に事件がドミノ倒しが如く展開していきます。一つの事件があやふやなまま次々と事件が浮かび上がってくるので、何が何やらどうなっているのやら…ラストにパタパタと解決に繋がっていくのですが、まさかの結末を引きずったまま、ドミノがうまく倒れなかったかの様にパタリとジ・エンド。ぇーその後どうなるのかが重要でしょ!とツッコミました。最後に沙英の一言がキーポイントになるなら、もう少し十村との絡みを描いてもらいたかったな。ただ、田舎ならではの闇をゾクリと感じることはできました

2013/06/26

風眠

「厄介事は美女とともにやってきてほしい。」なかなかに魅力的な書き出し。地方都市で私立探偵をしている主人公のもとに、事件捜査の依頼が舞い込む。ほとんど便利屋と化していた冴えない探偵が、依頼人の無実を証明するために奔走するドタバタ・コメディな感じで物語は進む。だけどね、まさかの全員グルってオチはどうなの?っていうか、すごい荒ワザ繰り出してきたね。びっくりっていうか、あんぐりっていうか。探偵の元恋人が言っていた「田舎はこわいところよ」って、いやまぁ確かにそうなんだけど、そういう意味で?って、なんだか残念な感じ。

2014/03/20

nyanco

読み始めて、???随分とライトタッチ。最近流行りのライトタッチの探偵物を貫井さんも書くことにしたのかな?東川さんの「烏賊川市シリーズ」みたいなノリ。探偵と署長のキャラは、面白いとも思うのだけど、貫井さんがコレを書かなくても良いんじゃないかな…と感じてしまった。でも、きっとアレやコレが伏線になっていて、最後にきっと…と思ったのですが、ああ…そっちでしたか… 高評価の方もいらっしゃるようですが、私はモヤモヤ… このところの貫井作品、相性が悪いなぁ…

2013/07/13

まこみん

少し前に読んだ恩田陸さんの「ドミノ」と似た感じを想像してたら、全然違いました(笑)。こちらは自称ハードボイルド気取りの探偵十村が、幼なじみの優秀署長と月影市の殺人事件を調査していくうちに、過去の事件の疑惑が増えていくけどどれも解決しない。 ラストはどうなるかと思ったら… 突然終わったところがドミノと言えばそうなのかもしれない。 私には十村を好きにはなれなかったのと、イケメン署長の優秀さと活躍をもう少し具体的に読ませて欲しがったです。

2016/06/15

barabara

のっけからあまりの軽さに違和感を感じつつも、何とか舵取りしながら慣れない文体に乗っかる。作者自信の作と聞いていたが貫井さん…どうしちゃったの?結末はタイトル通りで文字通り唖然…驚きもないし、プロット自体に無理があったとしか…読んでる最中から気が削がれて集中するのに苦労した。貫井さん…本当どうしちゃったの?!

2013/07/15

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