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戯作・誕生殺人事件

戯作・誕生殺人事件

戯作・誕生殺人事件

作家
辻真先
出版社
東京創元社
発売日
2013-09-20
ISBN
9784488027230
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戯作・誕生殺人事件 / 感想・レビュー

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そうたそ

★☆☆☆☆ シリーズの完結編にして、久々の続編であるそうだが、シリーズを読んでいない者からすれば、特に感慨深いこともなく、つまらん作品だったな、というのが第一印象。これといって真新しい要素もないミステリであり、ぐだぐだと話が進んでいくのが耐えられなかった。著者は高齢であり、恐らく80は超えているのではないだろうか。そうでありながら、作中に「ハルチカシリーズ」や「体育館の殺人」などといった若手の書いたミステリが登場する辺り、まだまだ現役だなと感じさせる。このシリーズが好きな人なら一読の価値はあろう。

2014/02/17

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

いよいよ〈ポテトとスーパー〉シリーズ、フィナーレ。というか、読み終えて、ここで終わらなくてもまだ続くんじゃないのとか思ってしまった。相変わらず作中作が生きてくる設定は結構好きです。シリーズ未読の方は「仮題・中学殺人事件」から読むことをお薦めします。ある意味私のミステリ好きの原点の一つですね。

2013/12/26

ふくみみ

辻先生は自分はアニメのノベライズで興味持ってルパンシリーズ読んで、そこから仮題・中学殺人事件と入っていったのかな。シリーズで特に好きなのは高校殺人事件とSFドラマ殺人事件かな。こんな昔の本でメタ構造のとにかくサービス精神旺盛な作品群に舌を巻いて絶版も探して読みまくりました。まさか執筆活動をこんなに長く続けられることで驚愕と尊敬を覚えるとは。十二国記の解説とかもされててほんとスゴイです。本作も「仮題」からのメタ構造を守っていてわかってるなーと嬉しい。登場人物が多くてちょっと展開わかり辛かったけど。

2015/11/13

ophiuchi

シリーズもの(しかも最終話)とは知らず、図書館の新刊コーナーで見つけて読んだ。この人の作品は主人公の一人、牧薩次名義の「完全恋愛」しかたぶん読んでいない。前作を追いかけようとまでは思わないけど、たまにはこういうミステリを読むのもいいなと思った。

2013/11/13

カリン

シリーズを読んでおらず、全くの初作品。その為か、物語に着いて行けなかった。本文と戯作に分かれているのだが、読みにくかった。これは、先のシリーズを読んでからのほうが良さそうだ。

2013/10/19

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