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わたしのリミット

わたしのリミット

わたしのリミット

作家
松尾由美
出版社
東京創元社
発売日
2013-09-28
ISBN
9784488027247
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わたしのリミット / 感想・レビュー

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エンリケ

ネタは早々に予測がついたが、面白さを損なうものでは無かった。異常な状況下に巻き込まれた主人公というのはこの作者のおハコ。今回の主人公は父子家庭の女子高生。突然父親が居なくなり、代わりに妙に大人びた少女が現れる。お話の端々に伏線が有り、ちょっと昔の少年ドラマシリーズの様な雰囲気。でも本筋とは別に学校で起こる事件を解明する日常ミステリーでも有る。女性作家らしく少女の内面の動きがデリケートに描かれ、感情移入を促す。二人の出会いは貴重な時間だったかも知れないが、真相は切なく残酷。でも読後感は悪くなかった。

2016/07/25

らむり

SFミステリー。リミットさんがどこから来たかは簡単に想像つきますが、最後まで楽しめるストーリーです。

2013/11/07

Norico

父親が書き置きを残して失踪した日に現れた謎の少女リミット。リミットの正体を探る物語なのかと思ったら、主人公りみの生活に起こる日常の謎をめぐるお話がメインでした。もちろん最後にはリミットの正体も分かりますが。ほんわかした雰囲気で読みやすいお話しでした

2014/06/25

うめ

人が縁を結ぶには、タイミングもとても重要。小さな謎解きも、すべてを大きな謎に絡めてもらえたらよかったかな。あと、最後の晩餐をデパ地下で揃えた意味がちょっとわからない。私なら、手作りしたいし、手作りを食べたい。

2016/09/16

りこ

一番の謎は読み出して五分で気付いてしまいましたが、中々面白かったです。最後まで●●●●●と呼ばないとこが感動でした。

2015/02/20

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