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ダブル・ミステリ (月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー)

ダブル・ミステリ (月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー)

ダブル・ミステリ (月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー)

作家
芦辺拓
出版社
東京創元社
発売日
2016-12-21
ISBN
9784488027414
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ダブル・ミステリ (月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

森江春策の事件簿その23。正統派の順に読破。折原さんの作品では何度か見かけた袋とじの作品。作中で探偵も言ってるようにアンフェアですけどこの内容なら仕方ない?。

2017/01/18

aquamarine

「月琴亭の殺人」というクローズドサークルものと「ノンシリアル・キラー」というサスペンスミステリを表裏からどちらも途中まで読み進めると真ん中の袋とじが両方の解決編になっているという凝った作りです。一つのミステリを二つの別視点から追うのとどこが違うんだろう?と思いながら読み進めましたが、読み終わってみるとちゃんと違いました。○○的で賛否はあるでしょうが、伏線の張り方等はちゃんとフェアだったと思います。帯の「ただ瞠目せよ! 」という煽りは期待値を必要以上にあげてしまって勿体ないですね。

2017/07/17

山田太郎

なんかいまいち文章が合わなくて読みにくい。おもしろくないわけでもないけど、生真面目な折原一というか倉坂鬼一郎のバカミスを真面目に書いたというか。おもしろくないわけではなかったけど。いまいち森江さんが名探偵に思えないけど。

2017/02/20

coco夏ko10角

森江春策シリーズ。真ん中に袋綴じのミステリー小説は2冊目、やっぱりワクワクする。表から裏から、と著者の頑張りがすごい。月琴亭→ノンシリアルの順で読んだけど、逆読みの方が難易度が上がる理由がよくわからなかった…注目すべき人物が分かることでむしろ下がるんじゃないのかな?と思っても、もう自分には試すことはできないのもまた。

2017/03/25

geshi

驚きまではいかなかったけど、なかなか面白い趣向。『月琴亭の殺人』はクローズド・サークルものとしての脆弱性が気になったが、それこそがミステリマニアの足元を掬う罠だったとは。『ノンシリアル・キラー』は事実関係の繋がりを見せるために、取材がうまくいきすぎている感じを受け、サスペンスの盛り上がりに欠けたかな。普通のミステリならばアンフェアのそしりを免れないが、表裏の構造で大胆にもそれを成り立たせてしまった点で評価できる。読み方によって難易度が違うというのも、よくできている。

2017/03/24

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