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スウェーデンの保育園に待機児童はいない (移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし)

スウェーデンの保育園に待機児童はいない (移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし)

スウェーデンの保育園に待機児童はいない (移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし)

作家
久山葉子
出版社
東京創元社
発売日
2019-06-20
ISBN
9784488027995
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スウェーデンの保育園に待機児童はいない (移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし) / 感想・レビュー

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ぶんこ

日本と比較するのが難しいほどに違う国。特に印象的だったのが住民登録の手続きはオンライン。しかも手続き先は税務署!登録後に個人識別番号が発行されて、初めて諸々の生活に必要な行動にうつせる。なんとスーパーのポイントカードまで!今回のコロナ禍で驚いたのが、日本がいかにオンライン化していないかでした。この本を読んでいて、色々と比較しては、スウェーデンでは人と比較しないように教育されているのだったと反省していたのですが、このIT化と、待機児童のお子さんをいらっしゃるご家庭での保育園充実は早急に実現して欲しい。

2021/11/09

みっこ

福祉国家として名高いスウェーデン。実際にスウェーデンに移住し子育てをしている方のレポ、とっても面白かったです!専業主婦という概念がなく、結婚出産しても一生働くのが当たり前のスウェーデン。その分仕組みはしっかり整えられています。政府は毎年出生人数を把握し、必要な場合は新しい保育園を建てる。そのため待機児童はいない。育休も男女両方取るのが当たり前で、使い方もかなりフレキシブル。残業も転勤もほとんどない。なんて羨ましい社会なんだろう。もちろん良いことばかりではなく、その分生活は不便なことが多い。コメントへ→

2021/10/23

メガネ

一般的な旅行記はその国と何の繋がりもない無責任な旅人の一方的な思いを綴ったものですが、本書のようにその土地に定住している人の体験談はリアルで自分の生活と比較しながら読み進めることが出来ます。こういった本を読むと他国の良い所と日本の悪い所が目立ちます。でも、これだけ若者が自由に旅が出来て、好きな本を読めて、アルバイトだって選び放題な日本って国は世界中でも珍しいはず。どんな人でも満足させるような完璧な国家なんて存在しないのだから、他国と比較することに時間を割くなんて僕は無駄だと思います。

2021/10/19

KUMYAM@ミステリーとSFF推し

理想的に見える福祉充実社会も、それをみんなで負担するという合意があってこそだというのがよくわかった一冊。日本人の気質には合わなさそう、と思えることもたくさん。よその事例をあれこれ参考にしつつ、自分たちに合うやり方をこれからも模索して行かなくちゃね。

2020/08/20

to_chan

面白くて一気読み。移住した日本人の視点で語られるスウェーデン子育て社会。専業主婦という概念がない(=失業者)、ママ友グループがない(必要がない)、教育の違い、などなど。 他国と比べる内容は断片的に良いとかダメとかジャッジするネットの煽り記事読むより、こういう個人的な人生とともに語る本の方が分かりやすいし楽しい。 スウェーデン最高!で終わらず、ちゃんとデメリットも挙げられてます。

2020/07/05

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