紙魚の手帖Vol.11
紙魚の手帖Vol.11 / 感想・レビュー
二葉
無間牢の後味の悪さと北山作品のキレの良さが印象的
2024/03/11
とみしん tomisin555
東京創元社発行の総合文芸誌。以前から気になっていたけど初めて買った。巻頭の5編の短編がどれもとっても面白くて一気にはまった。そして文芸誌の場合気になるのは連載小説を途中から読んで大丈夫なのかという事だけど、それも5編中4編はついていけた。他にも本格ミステリ大賞の全講評とか興味深いのがいろいろあって、これはもう定期購読決定だな。
2023/07/08
yokoyoko528
お値段は高めだが、自分に合っている文芸誌です。 記憶の対位法は、フランス在住の学者なのかな。高田大介さん作。ハーモニー発祥のリモージュの古い楽譜の謎に迫る話しで、難解ながらも、興味深いし、北山猛邦さんの読切の未完成月光は、エドガーアランポーの呪いに関する事で、終わりに向かうに連れて不気味さが増しました。その他、色々楽しめたよ。
2023/08/15
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