ランボオ詩集 (創元ライブラリ) (創元ライブラリ L ラ 1-1)
ランボオ詩集 (創元ライブラリ) (創元ライブラリ L ラ 1-1) / 感想・レビュー
ぞしま
頁は繰り終えただけ、読了出来ない。金子光晴『イリュミナシオン』を至高と思い込むにわかランボオファン、ちょい読みのつもりで手にした積もりが、本気読みに陥るハメとなった。金子訳は本人そのものとも思える呼応を感じたが、小林訳は類い稀なる役者という風情を帯びている。 絶唱という言葉もランボオの詩の前にはむなしい。三年の創作期の後、詩も文学も生涯捨て去ったランボオ……"実行家"のその先、を次は読みたい。 本書に所収されている「ランボオ」、これがまたすごく良い。訳詩ももちろん良いのだけど、ぜひとも読んで頂きたい。
2019/02/21
Haruka Fukuhara
面白かった。小林秀雄訳で小林のランボオⅠⅡⅢも収録してあるのは小林ファンとしては有難い一冊。表記がかなり原文に忠実に見えるのも味わい深くていい気がする。
2017/03/20
NICK
詩をどう読めばいいのかさっぱりわからないが、とりあえず読んだ。なんというか、普通の生活に埋没することへの反逆という印象を受けた。読んで特別、心を動かされたということはないのだけど、小林秀雄は13歳でランボーを読んで大変な感銘を受けたというのだから恐れ入る。
2010/11/06
iomz
バイブルです
タク
80Pにわたる小林秀雄による解説と、ランボオとの関係性を収めた貴重な一冊。正直めちゃくちゃおもしろい
2015/04/02
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