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犯罪は詩人の楽しみ: 詩人ミステリ集成 (創元推理文庫 104-30)

犯罪は詩人の楽しみ: 詩人ミステリ集成 (創元推理文庫 104-30)

犯罪は詩人の楽しみ: 詩人ミステリ集成 (創元推理文庫 104-30)

作家
エラリー・クイーン
柳瀬尚紀
出版社
東京創元社
発売日
1980-12-01
ISBN
9784488104306
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犯罪は詩人の楽しみ: 詩人ミステリ集成 (創元推理文庫 104-30) / 感想・レビュー

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kokada_jnet

18人の詩人たちによる「犯罪小説」を集めたクイーン編のアンソロジー。これ、柳瀬尚紀が翻訳者に起用されていたので驚いた。柳瀬さんの訳者あとがきは、作者たちとの架空の会話という、例によって、凝ったもの。

2018/03/12

Tetchy

クイーンが詩人たちの創作したミステリ短編を集めたアンソロジー。最も古いチョーサーの作品はなんと1300年代の作品!日本の歴史だと鎌倉時代の頃で、まさに隔世の感がある。しかし詩人と云うのはどこか通常の作家と視座が違うのか、収録されている作品は奇妙な後味が残る物が多く、いわゆる何か事件が起こってその不可解事を解決する、といった定型を取る作品はほとんどといって無い。意外な結末という意味合いでクイーンは有名詩人諸氏の作品を集めたのだろうか。このクイーンの偉業をこのたび復刊した東京創元社の志の高さに拍手を贈りたい。

2012/11/11

swshght

表紙の格好良さとタイトルに惹かれた。文学はもちろん、映画においても、「犯罪もの」はもっとも重要なジャンルの一つだと思う。このジャンルの守備範囲は広い。「犯罪」は「ミステリ」「サスペンス」と≒で結びついていると言っていい。本書は犯罪短編小説のアンソロジーだ。編者のエラリー・クインは、名高い作家たちの共通項として、「犯罪もの」「探偵もの」「サスペンス」を執筆している点を指摘する。『犯罪文学傑作選』のなかでも、彼はその点に言及している。これは映画にも十分当てはまる。「銃と女がなければ、映画は始まらない」。

2012/12/24

kobibun

クイーン編というので期待したが、微妙な作品ばかりだった。面白かったのは『弁護士初舞台』、『恐喝の倫理』くらいかな…。『宿無しの磔刑』とか『スミスとジョーンズ』は特に意味が分からなかった。むしろ割愛された五編が読みたい…。

2012/12/21

tomo6980

これで東京創元社からでてるクイーン編のアンソロジーはすべて読んだことになるな。それにしても、そういった作品をあえて選んでいるのだろうけど「理屈じゃない」話が多いですな。「宿無しの磔刑」とか「仲間」とか理不尽で怖い

2016/04/11

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