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矢の家 (創元推理文庫 113-1)

矢の家 (創元推理文庫 113-1)

矢の家 (創元推理文庫 113-1)

作家
A・E・W・メースン
福永武彦
出版社
東京創元社
発売日
1959-05-25
ISBN
9784488113018
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矢の家 (創元推理文庫 113-1) / 感想・レビュー

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ホームズ

全体的に退屈。物語に起伏がないし探偵役のアノー警部もキャラクターは濃いめですがあまり好感が持てない。犯人は分かりやすいしあまり好きな作品とは言えないな~。

2012/06/20

ヨッシー

えぇまぁ確かに、手放しで傑作と褒められるような作品ではないでしょう。犯人の意外性はほぼゼロですし、動機は曖昧だし、毒薬は発見不可のシロモノだし。それでも結構面白く読むことが出来ました。いかにもな黄金時代然とした雰囲気の中活躍するアノー探偵の、まさに名探偵らしい名探偵ぶりを受け入れられるかどうか。最後に明かされる(明かされていない要素もあるみたいですが)伏線の数々はかなり頑張っており、評価したいですね。なお『トレント』の系譜を引くロマンスミステリでもありますが、そちらは本家には勝てませんでした(笑)

2011/11/10

ホームズ

展開がちょっと微妙な感じ。犯人は結構わかりやすい。しかし動機があまりに弱い気がしてしまった・・・。そんなことで殺しちゃうの?って気が・・・。悪くはないけどこれを買って手元に置いておきたいな~って気にはならないな~。

2009/08/11

Tetchy

メースンの代表作とされる本書だが、その出来には首肯しかねるところがある。なんせ退屈なのだ。昔の作品であるから推理小説の定型であるのはしょうがないにしてもなんともメリハリのない物語進行と、定型的なキャラクターたち。そして最後の探偵アノーの「実は最初から犯人は解っていた」という後出しジャンケン的な推理の開陳。今読むにはかなり苦しい作品だ。

2009/07/26

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

☆×3.0…犯人パターンはよくあるパターンです。ばらしてしまうと一番面白くないパターンとも言いますが(笑)誰かと誰かを足して2で割ったような感じの文章ですね。悪くはないのだけれども、なんか進み方がイマイチ。そして犯人をにおわすところの描写がちょっと弱いです。アノーがせっかく面白いなと感じていたのに…残念だなぁ。多分この本は読みなれた人でも結末を見たら人によっては怒り狂っちゃうかも…

2010/06/24

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