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フェアウェルの殺人―ハメット短編全集 (1) (創元推理文庫 (130‐4))

フェアウェルの殺人―ハメット短編全集 (1) (創元推理文庫 (130‐4))

フェアウェルの殺人―ハメット短編全集 (1) (創元推理文庫 (130‐4))

作家
ダシール・ハメット
稲葉明雄
出版社
東京創元社
発売日
1987-11-22
ISBN
9784488130046
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フェアウェルの殺人―ハメット短編全集 (1) (創元推理文庫 (130‐4)) / 感想・レビュー

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YONEMARU@HD

「フェアウェルの殺人」「新任保安官」「放火罪および……」「王様稼業」いいですよねぇ。ドライでなければハードボイルドじゃない、って思うのは「チャンドラーよりハメット」派だからですかね。チャンドラーのウェットぶりはあれはあれでいい、とは思うのですが、俺的には「チャンドラーはハードボイルドじゃない」

kanamori

☆☆☆

2023/07/01

餅屋

コンチネンタル・オプの粒揃いな短編集です「フェアウェルの殺人」田舎の大地主殺人事件に至る過程とアリバイ崩し「黒ずくめの女」誘拐モノ、ゲイトウッド氏のようなタイプが生き残る時代なんですね「うろつくシャム人」ラストで笑いました。「新任保安官」もしオプが西部劇をやるなら。アリゾナ舞台のラストウエスタンです。面白い!「放火罪および・・・」他訳で既読「夜の銃声」深夜にいびきを聴いて廻るオプが…。これもラストで笑いました「王様稼業」もしオプが革命劇をやるなら。バルカンの小国でキングメーカーです。出来が良い!

2021/07/29

Tetchy

結局、玉石混交の短編集といった感じ。私のお気に入りは「夜の銃声」。二段構えの皮肉な結末に思わずニヤリとさせられた。ヴォリュームも30ページ前後と、引き締まった内容で読みやすい。かと思えば「新任保安官」のように登場人物が多すぎて収拾がつかない物もあり、一長一短がある。面白かったのは、一般にハードボイルドと呼ばれるハメット作品もサプライジング・エンディングを踏まえた本格テイストを備えている事。ただ、解決へ至る手掛かりが探偵のみに与えられているアンフェアな所が腑に落ちないが…。

2009/05/02

牛歩

「王様稼業」のラストが好きだ。「新任保安官」が「血の収穫」の原型。

2009/01/08

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