KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

悪い弁護士は死んだ 下 (創元推理文庫 M ヘ 19-6)

悪い弁護士は死んだ 下 (創元推理文庫 M ヘ 19-6)

悪い弁護士は死んだ 下 (創元推理文庫 M ヘ 19-6)

作家
レイフ・GW・ペーション
久山葉子
出版社
東京創元社
発売日
2022-03-10
ISBN
9784488192105
amazonで購入する Kindle版を購入する

悪い弁護士は死んだ 下 (創元推理文庫 M ヘ 19-6) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

NAO

ベックストレームの心の声は、うざい上に長い。古い作品でもないのにこんなにセクハラ満載で大丈夫なのかと思うが、ベックストレームの周辺には働く女性が大勢いることにも気付かされる。上司は女性で検事も女性同僚にも何人もの有能な女性(ベックストレームは心の中で彼女らをこき下ろしているが)、つまり、ベックストレームは旧時代の悪しき習慣・主義の象徴なのだ。その悪しき象徴が本能のままに突っ走り、時に傷つくものの致命傷にならず最後は謎も解いてめでたしめでたしとなるあたりが、痛烈なブラックジョークということなのだろう。

2024/07/05

むつこ

北欧ミステリーにしては軽い雰囲気、登場人物たちの目線の多さにごちゃごちゃしすぎて読んでいて疲れた。(職人的な)仕事のできる主人公は魅力的だけど・・・「はみだし刑事」と、副題がつくならば次作も読むかもしれないな。前作品「許されざる者」のイメージがつきまとうのでどうしても嫌いになれない作家さん。。。

2022/08/12

tom

このシリーズ、楽しめる人は、とても楽しむと思う。なにかしらフロイト警部の趣きがあって、いい加減に行動していても、ちゃんと結果が追い付いてくるというミステリー。でも、高いアルコール度の酒を昼間から飲み続け、美味いものを喰いながら、小遣い稼ぎにリークをして、これが延々と続くので、上巻の途中から飽きてしまった。綱渡りの主人公、それでも大笑いしながら、世の中を渡っていく。面白いっちゃあ、面白いけれど、延々とこれが続くと退屈しかない。この人の書くもの、私は、もう十分腹いっぱい。

2022/05/06

鴨ミール

私の中では娯楽的な読みものなのだけれど、事件が事件だけに真剣に読んでしまったじゃないの(笑)オウムも散々な宿命だったね💦これで翻訳されたものは読了。さびしい。

2024/10/13

kyoko

いい加減にせい!と突っ込み、その行動に辟易しうんざりし嫌悪感しかないけれど、読んでしまったのは全編にまたがるアイロニーがいい感じだからなのか。そういえば「名探偵カッレ君」もそんな雰囲気だったなあと思ったり。ん?途中リンドグレーンの名前が出てこなかったか?まとにかく変でした。変だから好きなのか、嫌いなのか、どっちかわからん。

2023/11/04

感想・レビューをもっと見る